「憲法を守ろう」 県民集会に400人参加 福岡

DSC00296 (2) 九条の会福岡県連絡会は11月3日、福岡市で「9条改憲NO!安倍政治の継承許さない福岡県民集会」を400人の参加で開きました。日本共産党の田村貴昭衆院議員があいさつしました。
 
 石村善治代表世話人(福岡大学名誉教授、憲法学)は、日本学術会議の任命拒否問題について、歴史への反省から憲法23条は学問の自由を制約なく認めており、この問題は単に学者に対する圧迫ではなく憲法全体への攻撃だと強調。「力を合わせ憲法を守っていこう」と呼びかけました。
 
 田村氏は、安倍政治を継承、改憲に前のめり、任命拒否問題で説明を拒む菅義偉政権を批判。「野党が団結して総選挙で必ず政権交代を果たし憲法を守り生かす政治に転換する」と決意を述べました。(動画はコチラ)
 
 社民党福岡県連合の村山弘行幹事長が「立憲野党と市民の連帯の中で、自公政権を倒すまで共にたたかう」とあいさつ。立憲民主党の山内康一、稲富修二両衆院議員が連帯のメッセージを寄せました。
 
 福岡教育大学准教授の谷本純一氏が講演しました。
 
 集会初参加の女性(40)は「たくさんの参加者に驚いた。参加者の熱い思いにふれ、活動をする人がいるから憲法の平和主義が引き継がれていくと感じました」と話しました。(しんぶん赤旗 2020年11月4日)