しんぶん「赤旗」比例候補訴える 「金権腐敗の自民政治ただす」/九州・沖縄ブロック 田村貴昭さん

IMG_5406 (3) 日本共産党の田村貴昭衆院議員・九州沖縄比例ブロック候補は12月26日に福岡県宗像市、田川市、行橋市で街頭演説をしました。一部を紹介します。
 
 衆院議員の九州・沖縄ブロックの定数は20ですが、日本共産党の議席はたった1です。九州・沖縄は国政に関わる課題も多い、全国のなかで所得も低いなどさまざまな問題があります。八つの県があり、1500万人が暮らしています。共産党の議席が1では少なすぎではありませんか。次の総選挙で共産党を九州・沖縄ブロックで複数議席に回復させてください。躍進をとげさせてください。
 
 「政治とカネ」の問題がとどまることを知りません。
 
 安倍前首相は「桜を見る会」の前夜祭をめぐって、国会で118回もうそをついていたことが明らかになりました。安倍前首相は「政治的、道義的責任を痛感している」と言いますが、責任を痛感しているのなら、ただちに国会議員をやめるのが筋ではないでしょうか。
 
 桜の次は、卵がでてきました。農林水産大臣に大手鶏卵会社から数百万円のお金が渡されていたという金権腐敗事件です。しかも大臣室で現金授受が行われていたのです。政治、行政がお金でゆがめられていたという重大問題です。真相究明のために徹底追及していきたいと思います。
 
 私は日本共産党に入って来年で40年です。学生時代になぜ、この党に入ったのか。それは日本共産党が、清潔な政党でお金に汚されていないという一点でした。小学校の時にロッキード事件がおき、なぜ総理大臣が逮捕されるような事件がおこるのか、と思いました。だんだん勉強し、先輩から、お金で政治をゆがめる企業・団体献金があることを教えていただきました。そして「企業・団体献金を受け取らない政党がある。それは日本共産党だ」と言われた時には、本当に感激しました。
 
 私は共産党に入ればお金もうけはできないだろうけど、お金の問題で人から後ろ指をさされるようなことは絶対にないだろうと思ったのです。この道を選んで良かったです。
 
 ですから、こんなに堕落した金権腐敗のオンパレードの自民党の政治をただすためには、やっぱり日本共産党の躍進が必要ではないでしょうか。私たちを国会に送っていただいて、日本の政治、腐りきった政治の大掃除をさせてください。どうぞよろしくお願いします。(しんぶん赤旗 2020年12月28日)