平和貫く党を大きく 大分・宇佐市議選 今石・赤野氏勝利を

会場とともに市議選勝利を誓いあう(前列右から)今石、赤野、田村の3氏=29日、大分県宇佐市 大分県宇佐市の日本共産党市委員会は1月29日、田村貴昭衆院議員を迎えて、統一地方選の宇佐市議選で今石やすよ、赤野道和両予定候補=ともに現=の現有2議席確保をめざす「新春のつどい」を開きました。
 
 田村氏は党宇佐市議団がこの間、コロナ禍、物価高対策として学校給食の無償化、米価下落対策として1反4000円の農家支援を実現させてきたことを強調。「議案提案権をもつ2議席だから実現できた。市民の命と暮らしを守る宝の議席を何としても守り抜こう」と力を込めました。
 
 コロナ対策、物価高騰に無為無策であるばかりか、国民に信も問わずに大軍拡、大増税に突き進む岸田政権を“軍事栄えて民滅ぶ”の道でいいのか」と厳しく批判。「党をつくって101年。反戦平和を貫いてきた共産党を強く大きくして地方選に勝利し、岸田政権を追い込もう。総選挙で、このひどい政治にピリオドを打とう」の訴えに会場から大きな拍手が起きました。
 
 両予定候補が決意を述べ、6期目をめざす今石氏は「住民が困った時、手を差し伸べるのが政治。声を届けて頑張る」、2期目に挑む赤野氏は「2議席の力でオール与党市政を住民本位に変えるため力を尽くす」と表明しました。(しんぶん赤旗 2023年1月31日)