能登半島1.1地震 関連死防ぐ手だて早く 石川民医連対策本部 小池氏ら訪問

石川民医連地震対策本部を訪れ、激励し要望を聞く(奥左から)藤野、小池、佐藤、田村の各氏=11日、金沢市(佐藤研二撮影) 日本共産党の小池晃書記局長・参院議員、田村貴昭衆院議員、藤野保史前衆院議員は1月11日、金沢市で、石川民医連と石川勤労者医療協会(全日本民主医療機関連合会加盟)の城北病院が能登半島地震被災者の命と健康を守るために立ち上げた石川民医連地震対策本部を訪問し、激励しました。大野健次城北病院院長らから避難者の健康状態や対策本部の活動、国政への要望について聞きました。
 
 同協会の輪島診療所は、大半の職員が被災者で、避難所や診療所に寝泊まりしながらも診療を一部再開しています。対策本部として医師や看護師を派遣するとともに、市内の患者や避難者への訪問診療などに尽力していることが報告されました。大野氏は「避難所で心不全が悪化して入院した方がいる。体調を崩す人が後を絶たない」として医療提供体制の強化などを訴えました。
 
 小池氏は「民医連の皆さんが対策本部を立ち上げ、住民の命と健康を守るために奮闘していることがよく分かりました。心からの敬意を表します」「国の責任で被災者に対する医療費自己負担の免除をただちに行うこと、災害関連死を防ぐことなどの緊急対策を政府に求めていきます」と応じました。
 
 日本共産党の佐藤まさゆき石川県議が同席しました。(しんぶん赤旗 2024年1月13日)