熊本・山鹿で演説会 山下議員 田村比例候補 東3区候補が訴え 市長がメッセージ 

 日本共産党熊本県北部地区委員会は6月24日、山鹿市の八千代座に山下芳生参院議員を迎えて、演説会を開きました。

 中嶋憲正山鹿市長が「政治的立場は違っても、国政・地方自治の前進、市民の幸福を願う心は同じ」とのメッセージを寄せました。

 山下氏は消費税に頼らなくても社会保障の充実と財政再建を打開する党の「提言」を紹介して「消費税増税は百害あって一利なし」と強調しました。会場は拍手で包まれました。

 田村貴昭衆院九州・沖縄ブロック比例候補は福島を訪問した際に避難生活を強いられる住民から、「原発をなくしてほしい」の願いを託されたと報告。「平和とくらしを守る共産党の比例2議席を与えてください」と支援を訴えました。

 東奈津子衆院3区候補はTPP参加で熊本の農産物生産額は1247億円減少すると指摘。「世論と運動を広げ参加を阻止しよう」と呼びかけました。

 演説会に参加した菊池市の男性会社員(25)は「TPPの実害など初めて知ったことも多く、勉強になった」と話しました。(しんぶん赤旗 2012年6月26日)