築城オスプレイ防災訓練 市民ら反対集会

 航空自衛隊築城基地(福岡県)などで米軍輸送機オスプレイを使った2月7日の日米共同統合防災訓練が「天候不順」を理由に急きょ中止されたなか、福岡県京築地区の労組・平和団体は、行橋市側と接する同基地横で防災訓練に反対して抗議集会を開きました。

 京築地区労連、同平和委員会、同原水協、安保破棄京築実行委員会が主催し、約50人が参加。県レベルの労組・平和・医療関係団体などからも駆けつけました。北九州市から参加した日本共産党の高瀬菜穂子元県議は「防災訓練に名を借りた日米共同軍事訓練。安倍政権の暴走にストップをかけるために草の根の運動を広げていきたい」と語りました。

 「『危険なオスプレイ反対』『米軍来るな』と願う多くの住民とともに、平和で静かな京築・福岡県・日本の実現のために、さらに頑張る」とのアピールを採択しました。(しんぶん赤旗 2014年2月8日)